もう7月です。
皆さま、お暑い日が続きますがお元気でいらっしゃいますか。

7月7日は七夕の日ですが、町に出ますと、笹の葉に願ことを書いた短冊が掛かっていました。
季節感あふれる素敵な行事ですね。とても温かい気持ちになります。
フランスでは笹はございませんから、何となくその代わりになるような細い木を7月になると探してきて、我が家のサロンに飾り、枝に短冊を付けていました。
子供たちは、願い事が一つずつだと、短冊が殺風景なので色々な事を書いて賑やかな②飾っていました。
その中でも、「パパとママがずっと元気でいますように!」と小学生の頃に書いてくれた短冊は、何だか嬉しくていつまでもタンスにしまっていた記憶があります。

7日は最近は雨の日が多いですが、今年は織姫と彦星が会えるとよいですね。

笹を懐かしく眺めている時に、大声で東京都知事選挙カーから聞こえていましたが、そちらは何だか悲しくなってしまいました。

都政を任せられるような適任者がいない、と思うのは私だけではないようです。

この3週間小・中・高・大学の友人たちと毎週ランチをして楽しんでいましたが、都知事選の話になると、皆さん揃って情けない顔をします。
友人たちも皆同じ考えでした。

一体今後どうなってしまうのでしょう。
先行きを考えますと、とても暗い気持ちになります。
何とかならないでしょうか?

外国人受け入れは、すでに私たちが住んでいたヨーロッパで大失敗をした経験があります。
それを何故今日本はその真似をしようとしているのか理解に苦しみます。

フランスでもアラブの人たちばかりが住んでいる地域があります。
仕事を持たない人たちが多いですから、道行く人に、「お金をください。」と缶を置いて待っています。
その地域は絶対に立ち寄らない事にしていましたが、一回プログラム印刷のために、道を一つ間違えたら、怖い目を睨まれて恐ろしかったことがあります。
ニューヨークを旅行した時に、ほんの道一本違うだけで、異様な空気を感じました。

今フランスに住んでいる人の多くは、フランス人ではなく、皆移民の人たちばかりです。
もう昔の憧れのフランスには戻ることが出来ないでしょう。
アラブ民族は一夫多妻制ですから、以前スーパーに行きレジに並んだところ、その前には同じスカーフを首に巻いたご婦人たち4人と先頭には髭を生やしたご主人が並んでいました。
20代から40代後半までの奥さんたちですが、一号から四号まで順番に並び、各自3人~4人のお子さんがいますので、トータルすると10人以上のベビーから小学生たちの子供たちがうろうろしているんです。
その子たちの洋服と全員の食糧を購入して、先頭のご主人が立派なお財布からカードを出していましたが、将来こういう光景が日本でも見る事になったら…と考えますと将来が不安になります。
フランスの場合は児童手当が3人以上の子供に国から支給されますが、純粋なフランス人のご家庭では、共稼ぎのこともあり、一人っ子や2人兄弟姉妹が多いのです…
結局税金からこういう形でお金を使われてしまっていることに、皆疑問を持っています。
5人子供がいたら、奥さんはもう働かなくても手当てだけで十分、と聞いた事があります。

日本は大陸続きでなく島国でよかったわ、このような移民が増え続けるヨーロッパとは違って…、と当時は安堵したものですが、今の日本の将来を考えますと、とても不安です。

すでに中国人部落やイスラム部落が出来ているようですし、もっと外国人を、と日本政府は考えているようですが、将来の事をもっと真剣に考えることのできる政治家が今まさに必要な時です。
今からでは遅いかも知れないですが、今後のために何とか手を尽くして欲しいです。

荒川区は、住民の1割が外国人が居住し、健康保険医療費の半分がその外国人たちのために使われているそうですが、それは、すべて日本人の税金なのですから、これは大きな課題だと思います。

私は、ヨーロッパの歴史の中でこの大きな失敗したフランスに、35年生きてきました。
テロはベビーの時からフランスに住み、仏現地校で学んだイスラエル人たちが生れ育ったフランスの地で起こしているのが現状です。
日本も将来的には、同じ道を辿ってしまう事になると思うと、自分の名誉と利益の事ばかり考える政治家ではなく、将来の日本を何とか立て直して救わなければ、と真剣に考えて立ち上がってくださる政治家が一人でも多い事を願っております。
「先見の明」はとても大切な事です。
移民部落の恐ろしさを知っているだけに、とても不安を感じます。

ところで、10月13日(日)にフィリピンに本をおくる会の活動支援 チャリティコンサートをさせて頂きます。
池袋にございます自由学園 明日館にてコンサートをさせて頂きます。
昨年明日館に伺いましたが、さすがに木造の想像していた通りの立派な建築でした。
自由学園は、自由教育で有名な学校です。
1921年に、羽仁もと子・𠮷一ご夫妻により1921年に女学校として創立されました。

明日館は、その自由学園の校舎です。
アメリカの建築の巨匠である、フランク・ロイド・ライトとその弟子の遠藤新の設計となる建築だそうですが、木造の立派な講堂です。
ライトは丁度帝国ホテルの設計のために、来日していたとのことですから、時期的にラッキーだったと思います。
明日館は、1997年に国の重要文化財に指定されました。

そのような歴史的にも重要な明日館講堂で演奏をさせて頂きます事を嬉しく思います。
レ・クロッシュの演奏で、フィリピンの恵まれない子供たちに一冊でも多くの本をお届けたいと願っておりますので、どうぞご協力の程申し上げます。

プログラムは、6月のメッセージでご案内させて頂きました。

7月より、チャリティコンサートのチケット販売をヨーロッパ アーティストのサイトでも行います。
下記の「チケット」を押してご注文ください。

こちらのサイトをご利用頂けますと幸いです。
では、どうぞよろしくお願い申し上げます。

猛暑の折、くれぐれもご自愛くださいませ。