皆さま、ゴールデンウィークを如何お過ごしでございましたか。
楽しい思い出をたくさん作られた事と思います。

レ・クロッシュ リサイタルは、5月4日に無事開催する事が出来ました。
コロナ禍のなか、マスク着用や消毒などにご協力くださいまして、有難うございました。

皆さまのお蔭で、充実した時間を過ごす事が出来ました。
沢山の方たちに、レ・クロッシュの音色に耳を傾けてくださいましたお蔭で、楽しい雰囲気の中で演奏することが出来ました。

今回は、日程や時間を間違えてしまい、いらっしゃれなかった方から後日ご連絡を頂き大変残念に思いましたが、来年も、東京オペラシティ リサイタルホールにて、2023年5月4日(木・祝)14:00 開演(13:30 開場)となりますので、どうぞよろしくお願い致します。

ただ今パリにいらっしゃいます、ピアニストの海老彰子さんより暖かいメッセージを送ってくださいました。

「お嬢様、ご子息様、ご活躍素晴らしいですね!どれだけひとつの音楽会を開催することが大変か、各方面に努力が必要とするか、よく理解しておりますので、余計にお祝いを申し上げます。ブラヴォーです!いつものように、コンサートのご成功を深くお祈りしております。」
と心温まる応援メッセージを送ってくださいました。

今月末には、来月の「仙台国際コンクール」の副委員長でいらっしゃいます関係で、帰国されるそうですが、本当に審査員のお仕事は大変な事だとお察し申し上げます。

今年も、多くの方から、「お二人の素晴らしい演奏に心癒され、至福のひとときを過ごしました。」「素晴らしい音色にうっとりいたしました。」などの心温まる嬉しいメッセージを頂戴致しました。
姉弟のハーモニーを感心してくださいましたファンが多くいらっしゃいましたが、長年コンサートを続けてきた甲斐があったかしら…と思う瞬間でした。

20年前に、コンサートをスタートするにあたり、姉弟で組んでする事よりも、折角それぞれお力があるのですから、一人ずつのソロにした方がよいですよ、とアドヴァイスを下さる方もいらっしゃいました。

その時、海老彰子さんにご相談をさせて頂きました。
その折に、「ピアニストとチェリストが演奏会で合わせる、ということと、”宇宿姉弟のデュオ”とは根本的に違います。感受性豊かな音楽を奏でる姉弟の二人が暗黙の了解で、弾いているうちに自然に曲が出来上がってしまう特別な存在ですから、お二人ならではの演奏をずっと大切に続けられると良いと思います。」とおっしゃってくださいました。
その時に、やはり、誰にでも出来ることではない事をすべきだと考えました。

ですから、「さすがに姉弟の演奏は違いますね!本当に素晴らしい!」とお声を掛けてくださるたびに、二人を信じて音楽作りに関われたことはとてもラッキーだったと思います。

どうぞ、今後共何卒よろしくお願い申し上げます。

ファンの皆様に、この場を借りまして、心より感謝申し上げます。