◆今月のメッセージ 2014.03:

3月に入りましたが、如何お過ごしですか。

年により温度の差が激しいですが、東京は例年になく大雪となり、パリは全く雪が降らない暖冬となりました。

明日は桃の節句です。

桃の節句は、平安時代から続いているものですが、この日に、人々はの山に出て薬草を摘み、その薬草で体のけがれをはらって健康と厄除けを願ったそうです。

この行事が、後に宮中の紙の着せ替え人形で遊ぶ「ひいな遊び」と融合し、自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙人形を川に流す「流し雛」へと発展していき、室町時代になると、この節句は、3月3日に定着し、やがて神の雛ではなく、豪華なお雛様を飾って宮中で盛大にお祝いするようになりました。
その行事が宮中から武家社会へと広がり、さらに裕福な商家や名手の家庭へと広がり、今のひな祭りの原型となっていきました。
これは、女の子に取りましては、素晴らしい行事なのですね。

娘の時にも、孫の時にも、初節句をひな祭りというお祭りの感覚で祝っていましたが、女の赤ちゃんの健やかな成長を願う行事で、お雛様は、赤ちゃんにふりかかろうとする災厄を代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神のようなものなのです。
ですから、これはお祭りではなく、お宮参りのような成長を祝う行事という事になります。
素敵な行事なのですね。

明日は、パリで桃の節句を迎えます。

とにかく、今は、孫が元気に健やかに育ってくれることだけを祈りながら、お祝いをするつもりです。

4ヶ月ぶりで戻ったパリの庭には、秋から積もった落ち葉でいっぱいでしたが、ようやくきれいになりました。

一斉に芽吹きがはじまり、小鳥がさえずり、春の香りを強く感じられるようになりました。

もう、そこまで春が来ていますね~

今月は、卒業式や終業式で慌ただしい月となりますが、皆様お元気でお過ごし下さい。

今撮った写真ですが、庭の木は、これくらいつぼみが開いてきました~