今月のメッセージ
8月となりました。
猛暑の中、如何お過ごしでございますか。
皆さまは楽しい夏休みの計画を立てていらっしゃるでしょうか。
もうすぐお盆の休暇がはじまりますね。
暑い中の移動は大変ですが、お元気にこの暑さを乗り切ってください。
避暑地はやはり朝夕はとにかく気温が低くなりますので、気持ちがよいです。
小鳥のさえずりで目が覚めるというのは、1日の始まりを元気にさせてくれます。
昨日と今日は、長岡の花火が開催されますが、昨年の8月の一週目の週末に長岡花火を観賞しましたので、昨日は懐かしくライブ中継を観ました。
花火が頭上にバーン!という音を立てて空一面に広がる様子は、何ともダイナミックで感動します。
何と言いましても、日本一の信濃川をバックに約2万発の花火が夏の夜空を彩りますから、昨年の開催時に行きまして、予想以上のイベントでしたので驚きました。
50年前に長岡に住んでいる友人を頼って長岡花火を観賞しました時は、とにかく今とは規模が違います。
全国から今は集まって来るそうです。
それでも、良い観覧席を予約できれば、しっかりその場所で観賞できますから落ち着いて観る事が出来ます。
一昨日は、清瀬ひまわりフェスティバルに行きました。
清瀬市は、緑と農地が多く残る自然環境に恵まれた町です。
今年で15回目との事ですが、7月26日~8月3日まで開催されます。約24,000平方メートルの広大な農地に約10万本ものひまわりが見事に咲いていますので、圧巻です。
3日までがフェスティバルとの事でしたが、見渡す限り「ひまわり」というのは素晴らしいです。
「ひまわり」を連想致しますと、やはりフォン・ゴッホの花瓶に活けられた、ひまわりですね。ゴッホのひまわりは、南仏のアルルに滞在した時に描いた作品です。
ゴッホのひまわりは、7作品あるそうです。
「明るい南仏の太陽」であったと言われていますが、確かにそう思います。
オランダ アムステルダムのゴッホ美術館で、たくさんのフォン・ゴッホのひまわり巡りをしました。
記念に絵皿などを購入しまして、フランスの家から引っ越しの時に東京の家に持ってきましたが、とても輝いています。
やはり夏は「ひまわり」の元気な姿が夏バテ防止になっているような気が致します。
ゴッホの家は、パリ郊外のオヴェール・シュル・オワーズにございますが、いつ行きましても、観光客が多いです。
最期の60日間だけ住んだ家だそうですが、その間にたくさんの作品を残していますし、静かな村はそのまま今でも残っていますので、実際の風景とゴッホの絵画を見比べながら散策するのも楽しかったです。
駅名に、「オワーズ」となっているのは、オワーズ川が近くを流れているからですが、ベルギーとフランスの北部を流れる川で、フランス イヴリーヌ県コンフラン=サントノリーヌでセーヌ川に合流しています。
セーヌ川は見事ですが、私はオワーズ川が大好きです。
オワーズ川の風景はゴッホだけではなく、画家のピサロが愛したポントワーズの町からオワーズ川が見下ろせるというので、しばらく暮らしたそうですが、それでピサロの作品もオワーズ川の風景を描いたものが多く残っています。
清瀬のひまわりフェスティバルに足を運びましたら、ふとフォン・ゴッホやオワーズ川周辺ののどかな田園風景を思い出してしまいました。
では、8月が皆さまにとりまして、素敵な月となりますようお祈り申し上げます。
くれぐれも熱中症にはお気を付けください。