今月のメッセージ
雪やみぞれが降ってきまして、本日も寒々しています。桃の節句を楽しまれた事と思います。
先月末には、温泉旅行を兼ねて、熱海の梅園、河津桜、西伊豆からの夕陽、青空に聳え立つ富士山を満喫しましたが、日本の美を堪能致しました。
さて、春公演のチラシの発送は後半に入りましたが、お手元に届いていない方は是非ご連絡頂けますと幸いです。
後援の全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)のコンサート案内を掲載させて頂きます。
プログラムの曲目等ご参考にしてください。
本年も音楽の力で皆さまの心が温められたら嬉しいです。
「レ・クロッシュの音楽で心が救われました。」「感動して涙が止まらなかったわ…」など終演後に多くの方たちからお声を掛けてくださったのは、東日本大震災の翌年に福島県いわき市のアイリスホールでのチャリティコンサートでの出来事です。
あれからもう13年が経ちますが、あの日の事は鮮明に記憶にございます。
握手の手のぬくもりが忘れられません。
あの時ほど、音楽の必要性を感じた事はございませんでした。
もう今年の3月11日で大震災から14年となります。
昨年の元日には能登半島地震がございましたが、まだ復興には至っていないそうですし、この冬は寒さが厳しく積雪が多く大変だった事と想像しております。
一日もはやく普通の生活に戻って欲しいと願うばかりです。
東日本大震災の日の恐怖は、パリで過ごしていましたので身近には感じていませんでしたが、チャリティコンサート後に伺いましたいわきの海岸の傷跡、福島公演の主催者であるE先生宅の家のひび割れなどを見せてもらった時には、津波だけではなく、家々もこのような状態になってしまっていることを知り、大変お気の毒に思いました。
一昨年遊びにお邪魔致しましたら、素敵な住み心地のよい新居に変わっていましたので、本当に嬉しかったです。
来月は、横浜のベーリックホールをはじめ、山王病院ロビーコンサートや市の施設などで4公演続きます。
多くの方に楽しんで頂けるようなプログラムとなっておりますので、どうぞお足を運んでください。
では、3月も素敵な時間をお過ごしくださいませ。